
高齢者が電気ポットを使用する際の注意点や選び方のポイント、高齢者でも安全に使えるおすすめ電気ポットを教えてほしい!
こういった人に向けた記事になっています。
本記事を読んで分かること
- 高齢者が電気ポットを使う際の注意点
- 高齢者向けの電気ポットの選び方
- 高齢者におすすめの電気ポット
高齢になると、火の管理に不安が出たりお湯を沸かすのが手間に感じたりしがちです。電気ポットはボタンを押すだけでお湯を沸かせられるため、あると便利なアイテム。
とはいえ多くの製品があり、「高齢者が使いやすいのはどれか」「どんな機能があると安心か」と迷ってしまいます。
購入前にこの記事を読んで、高齢者におすすめの機能や注意点について理解を深めてください。
最小限の力でお湯を出せる・安全機能がついているなどと、使いやすい製品かを見極めましょう。
なお、本記事ご紹介している「おすすめの電気ポット」は、専門通販サイト・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位で、口コミ評価の高い人気商品から厳選したものです。
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電気ポットは高齢者におすすめ!でも注意点あり
高齢者は若いときと比べてもの忘れしやすくなったり注意力が低下したりするため、思わぬ怪我や事故につながるリスクがあります。(参考:高齢者の心理的特徴|健康長寿ネット)
ガスコンロでお湯を沸かそうとしたものの火をつけていることを忘れてしまい、火事になりかけてしまったというケースも少なくありません。
火を使わずにお湯を沸かせる電気ポットなら、家事のリスクが少なくなり安心です。
電気ポットと電気ケトルのどちらが使いやすいか迷う人も多いでしょうが、高齢者には電気ポットを選びましょう。
電気ポットはお湯を保温できるのに対して電気ケトルには保温機能がなく、その都度お湯を沸かさなければいけません。
また電気ケトルはお湯の入った重い本体を傾けてお湯を注がなければいけないため、こぼしてしまい火傷のリスクが高いです。
電気ポットの置いたままお湯を注げる点も、高齢者が安心して使える理由と言えます。
ただし便利なアイテムでも、高齢者ならではの注意点がいくつかあります。注意点を意識しながら、安全に使いましょう。
高齢者が電気ポットを使う際の注意点
電気ポットはカラ炊きしてしまうと、火事や故障の原因になります。水を入れ忘れたり長期間放置してポットのなかの水が無くなってしまわないよう、あらかじめ意識しておきましょう。
また水以外のものを入れるのも、故障の原因になるため行わないようにしてください。
違う部屋に持ち運ぶときには、手がすべって電気ポットを落としてしまう可能性があります。軽くて取っ手がついているものを選んで、怪我を未然に防ぎましょう。
電気ポットには、水垢やカルキ汚れがつきやすいです。からだの中にに入れるお湯だからこそ、衛生的に使いやすい製品を選んでください。
広口容器・フタが外せるといった、洗いやすい特徴があると清潔に使い続けられます。
高齢者に適した電気ポット選びのポイント
市場の電気ポットは、1L~5Lまで様々な容量があります。製品数も多いため、どの電気ポットが愛用しやすいのか決められないと感じてしまいがちです。
以下の高齢者に適した電気ポット選び方を参考に、安全性の高い製品を選びましょう。
- 給湯タイプは電動式がおすすめ
- 用途や設置スペース適した容量を選ぶ
- 安全性に配慮した機能がついた商品を選ぶ
高齢者の特徴に合わせた、使いやすい電気ポットの選び方を詳しく解説します。
給湯タイプは電動式がおすすめ
電動式のものならボタンを押すだけでお湯を注げるため、少ない力で使える点が高齢者におすすめの理由です。
- 電動式
- エアー式
- ハイブリッド式
エアー式はプッシュプレートを押す動作を繰り返すことでお湯を注ぎますが、高齢者だと力がいるため負担に感じてしまいます。
ハイブリッド式は、電動式とエアー式のどちらの給湯方法も使える電気ポットです。停電時はエアー式でお湯を注ぐことができ、災害時でも使えます。
ハイブリッド式も高齢者に適していますが、価格が高額になるのがデメリットです。
高齢者が普段使いするのなら、手を出しやすい価格で操作しやすい電動式を選びましょう。
用途や設置スペース適した容量を選ぶ
必要な容量は、一人暮らし用なら1.5L以下・2~4人程度の家族単位で使うなら2~3Lのものが適しています。
少なすぎると何度もお湯を沸かす必要があり、手間に感じてしまいやすいです。反対に多すぎるとお湯の減りが遅く、細菌が繁殖しやすくなります。
1日に必要な容量に合わせ、電気ポットを選ぶようにしましょう。
また置くスペースの広さに合う電気ポットを選ぶと、購入後に製品が大きすぎて困る心配がありません。
お茶を入れたりカップラーメンをつくったりと、用途に合う保温設定があるかどうかもあわせて確認しましょう。
- 70度:赤ちゃんのミルク作りに適している
- 90度:煎茶に適している
- 98度:コーヒー・紅茶、カップラーメン作りに適している
衛生面が気になるなら、広口容器・フタが外せるものを探してみてください。
安全性に配慮した機能がついた商品を選ぶ
高齢者が電気ポットを使うなら、カラ炊き防止・転倒流水防止・自動ロック・蒸気レス機能がついているか確認しましょう。
自動ロック機能がある電気ポットは、ロックを解除しなければボタンを押してもお湯が出ません。誤ってボタンを押してしまう可能性があるため、思わぬ怪我を防ぐためには重要な機能です。
また、認知機能が心配な高齢者の場合、蒸気レス機能を兼ね備えた電気ポットも検討しましょう。
お湯を沸かす際の蒸気は高温なので、触れてしまうと危険。結露にもなりにくく、どこでも置きやすいのも蒸気レスのメリットです。
さらに、コンセントに引っかかってしまうと、つまづいたり電気ポットが倒れたりする危険性があります。マグネット式プラグの電気ポットにすると、高齢者にはなお安全性が高いと言えるでしょう。
高齢者も安心のおすすめ電気ポット3選
高齢者に適した電気ポットの選び方を踏まえ、おすすめの製品を厳選して紹介します。
どの製品も安全機能がついているものなので、高齢者へのプレゼントに最適です。
その他にも表示の見やすさや沸とう完了のお知らせブザーなど使い勝手の良さも参考にしながら、気になる電気ポットを探してみましょう。
【1】タイガー魔法瓶 マイコン電動ポット
マイコン電動ポットは、安全機能が充実している高齢者におすすめの製品です。
湯沸かし時も省エネなので、節電効果もあります。水量計の見やすさにも配慮されていて、高齢者にとって使い勝手の良い電気ポット。
お手頃価格で機能も充実していることから、最もおすすめの製品です。
この商品のおすすめポイント
・お手頃価格なのに、安全機能(空焚き・転倒流水防止・自動ロック機能、マグネット式プラグ)が充実している
・蒸気量を従来品と比べて1/3にカットされていて、やけどの危険が少ない
・カルキ抜き沸とうができるから、いつでもおいしく飲める
・水量計がワイドパネルで、高齢者でも見やすく配慮されている
・3段階の保温温度設定(70・90・98度)で、用途に合わせて使いやすい
【2】アイリスオーヤマ 電動ポット
アイリスオーヤマの電動ポットはスクエア型のスタイリッシュなデザインで、オシャレさも重視したい人におすすめです。
低価格なので若干チープな感じとの口コミはありますが、普段使いなら十分な機能性。保温か沸とう中かが一目でわかる水位窓ランプも、高齢者に嬉しい機能です。
この商品のおすすめポイント
・高齢者に安心の、安全機能(空焚き・自動ロック機能、マグネット式プラグ)がついている
・再沸とうモードがあり、いつでも沸きたてで飲める
・4段階保温設定(70・80・90・98度)で、飲み物・食べ物に合わせた温度にできる
・フッ素コート加工なので、衛生面を保ちやすい
・部屋に馴染みやすいブラック・カシスレッド・カカオブラウンの3カラーから選べる
【3】象印 STAN.
象印のSTAN.は、ハイパワー沸とうやドリップ給湯などと機能性にこだわっていてプレゼントとしても喜ばれます。
ポットの内側にもメモリがついており、必要な量だけを沸かしたいときにも便利です。お湯が沸くとブザー音で知らせる機能も、高齢者が使いやすい特徴と言えます。
この商品のおすすめポイント
・本体サイズは17.5×27.0×25.0cmで、A5サイズのスぺースにおけるコンパクト設計
・高齢者に安心の、安全機能(空焚き・自動ロック機能、マグネット式プラグ)がついている
・軽い力で押せる大きめボタンなので、高齢者でも取り扱いやすい
・ハイパワー沸とう機能で、飲みたいときにすぐ沸かせる
・コーヒー好きに嬉しいドリップ給湯がある
高齢者には安全性に配慮した電気ポットがおすすめ!
高齢者向けに電気ポットを選ぶなら、電動式で安全機能がついているものがおすすめです。
必要な容量や設置するスペースにも考慮すれば、使い勝手の良さを感じる電気ポットを選ぶことができます。使用時の注意点を参考にしながら、安全に使用しましょう。
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